「節約には限界があるよね」と夫に言われた話。モヤっとして、でも納得した

夫婦のコーヒーカップと家計メモが並ぶ朝のテーブル 40代のリアル

夫のひとことに、モヤっとした

夕食後の食器が並ぶ夫婦のダイニング

「でも節約って、限界あるよね」

家での何気ない会話でした。

私がちょうど「自炊ってある意味最強の副業だと思う」という話をした直後に、夫がぽろっと言いました。

そのとき正直、モヤっとしました。

自分がコツコツ積み上げてきたことを、ひとことで片付けられた気がしたからです。「そんなことない」と反論したい気持ちもありました。

でも少し落ち着いて考えてみると、夫の言っていることも間違っていない。そのことに気づいてしまいました。

私がやってきた節約の話

私はもともと、家計管理や節約を考えるのが好きです。

なかでも効果が大きかったのが、食費の見直しでした。外食を減らして、惣菜をやめて、自炊を中心にした生活に変えたら、食費が月7万円近くかかっていたのが4〜5万円まで下がりました。

自炊は最強の副業」という言葉、私は本気でそう思っています。お金を稼ぐより、使わないほうが手軽で確実なことは多い。

ほかにも固定費を見直したり、まとめ買いのタイミングを工夫したり。地道に積み重ねてきたという自負がありました。

だから夫のひとことに、少しだけ刺さったのだと思います。

確かに、節約には「床」がある

窓辺でマグカップを持ち考え込む女性

でも落ち着いて考えると、夫の言葉は正しい。

食費は4万円まで下げられても、ゼロにはできません。光熱費も通信費も、削れるところまで削ったらそれ以上は下がらない。子どもたちの教育費は、これからまだかかってきます。

「支出を整える」というアプローチには、確かに床(フロア)があります。下げ続けることには、限界がある。

いくら節約上手になっても、収入がゼロなら家計は成り立たない。夫はそのことを言いたかったんだと思います。

夫は「ハマり系」で、なおかつ稼ぐタイプ

夫のことを少し話します。

夫は、ハマるものがよく変わります。

釣りにハマっていた時期は、気づけばロッドやリール、ルアーがどんどん増えていました。次にランニングにハマると、今度はシューズが何足も並んで、ウエアも何着も増えています。

私からすると「同じようなの、もう持ってない?」と聞きたくなります。でも夫曰く、ちゃんと用途が違うらしい。

そしてブームが落ち着くと、道具たちは静かに押し入れへ収まっていきます。釣りのロッドはもう何ヶ月も出番がありません。ランニングシューズも、最近は稼働率が下がってきました。

「捨てれば?」と言いたいのをこらえています。夫は「また使うかも」と言うので。

「節約するか」という発想が、そもそもない人です。「使いたいものを使う」「稼いで補う」が基本の考え方。

会社員として働きながら、休日に副業もしています(販売系の仕事です)。残業はそれほど多くないぶん、空いた時間を収入につなげる動きをしています。

夫から見ると、私の節約ぶりは時々驚かれます。「そこまでする?」と言われることも。でも最近は、これはどちらが正しいという話ではなく、ただの性格の違いだと思っています。

わが家の役割分担のこと

家族の靴とエプロンが並ぶ玄関の日常風景

結果として、わが家はこういう形になっています。

  • 私 → 支出を整える担当
  • 夫 → 収入を増やす担当

私は扶養内でパートをしながら、家事・子どもの学校行事をほぼすべて担当しています。フルタイムで働くと、体力的にも時間的にもキャパオーバーになります。だから自然と「収入よりまず支出」という方向で動いてきました。

この役割分担は、話し合って決めたわけではありません。気がつけばそうなっていた、という感じです。

お互いの性格と状況に合った役割を、なんとなく分担している。それでも家計という同じゴールに向かっている。わが家の家計管理ルール7選にも書いていますが、支出と収入のどちらかだけを頑張っても、バランスが崩れると続かないと思っています。

私も、少しずつ動き始めた

子どもが少し大きくなって、少しだけ時間に余裕ができてきました。

そこで最近、自分でも「何かできないか」と考えるようになりました。

まず始めたのが、メルカリで不用品を売ることです。

子どもが小さかった頃の服、使わなくなった教材、家の中で眠っていた雑貨。「捨てるしかないかな」と思っていたものが、意外と売れていきます。1点数百円のものがほとんどですが、出品→売れた→入金のサイクルが回ると、なんとなく楽しい。

「家の中のものに値段がついている」という感覚が新しくて、節約とは少し違う手ごたえがあります。片付きながらお金も入ってくる。性格的に合っていると感じています。

それ以外にも、画像編集や動画編集を少し触ってみたりもしています。「いつかの武器になるかも」くらいの感覚で、仕事として使えるかどうかはまだわかりません。ツールの使い方を覚えている段階です。

夫のように、明確な副業を持って毎月稼ぐイメージはまだ描けていません。でも「収入はゼロのままでいい」という気持ちでもない。何か自分に合ったやり方があるはず、と探しているところです。

「節約には限界がある」という夫の言葉が、少しずつ自分の中に染み込んできた気がしています。

節約も収入も、どちらも大事

朝の窓辺で前を向く女性のイラスト

家計管理は、支出と収入のバランスだと思っています。

節約によって家計の土台が安定するのは本当のこと。同時に、収入を増やす努力なしには、その土台もいつか揺らいでくる。

どちらが大事か、ではなく、どちらも大事。支出を整えながら、収入も少しずつ増やしていく。そのバランスを取ることが、家計管理の本質なのかもしれません。

夫婦で考え方が違っていても、同じ方向を向いていればそれでいい。最近、そう思えるようになってきました。


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※本記事の情報は2026年5月現在のものです。

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