教育費マラソン番外編|習い事は「本人のやりたい」がすべて。後悔から学んだわが家の選択

教育費マラソン

【結論】習い事の「本当のコスト」は、月謝だけじゃない。

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わが家の末っ子は今、ある個人競技のスポーツを習っています。

理由はとてもシンプル。

「本人がやりたいと言い出したから」です。

月謝は1万円。安くはありません。

でもかつて続けていたスポ少は、月2,000円でした。

単純に数字だけ見れば、今の習い事は5倍も高い。

それでも、今の方が「ずっとコストが低い」と感じています。

この感覚の正体を、今日は正直に書こうと思います。


スポ少は「月2,000円」だったけれど

グラウンドで座りうつむく小学生のイラスト

末っ子はもともと、上の子たちと同じスポーツの少年団(スポ少)に入っていました。

月の費用は約2,000円。正直、破格の安さです。

でも、スポ少には「月謝以外のコスト」が存在します。

・親の当番(月に数回、練習のサポート役が回ってくる)
・送迎・引率(試合や遠征のたびに車を出す)
・休日がつぶれる(土日は練習や試合でほぼ埋まる)

これらは「お金」には換算しにくいですが、間違いなく「コスト」です。

本人にやる気があれば、どれも全然苦にならない。

でも、本人が嫌々だったから——こっちもきつかった。

月2,000円を払いながら、毎週末を費やしながら、それでも本人の表情は晴れなかった。


「やめたい」と言われた日

ある日、本人から「やめたい」と言われました。

正直、最初は少し迷いました。

「2年半も続けたのに」「せっかく上手くなってきたのに」——そういう気持ちが、ないといえば嘘になります。

でも、よく考えると、その「もったいない」は誰のためのものだろう、と。

上達していることと、幸せであることは別物。

親の「もったいない」という感情で、子どもの心を置き去りにしていたんだと気づきました。

今でも思い出すと、申し訳なさが込み上げます。


新しい習い事との出会い

スポ少をやめた後、末っ子が「やってみたい」と言い出しました。

友達がやっていたのを見て興味を持ったようで、「見学に行きたい」と自分から言ってきたんです。

子どもが自分から「行きたい」と言ったのは、初めてのことでした。

それまでは私や夫が「どう?やってみる?」と促す側だったので、この言葉は正直、驚きました。

見学に行ってみると、本人はすっかりその世界に引き込まれて。月謝を聞いて一瞬ひるみましたが、「これが本人のやりたいことなんだ」と思ったら、出す気になれました。


「月2,000円」と「月1万円」、本当のコスト比較

電卓と家計メモで習い事費用を比較する母親の手元

やめた後に振り返ると、スポ少のコスト構造が見えてきました。

【スポ少(約2年半)】

  • 月謝:約2,000円
  • 親の当番・送迎:毎週末数時間〜半日
  • 本人のモチベーション:低
  • 親のストレス:高

【今の個人競技(本人が選んだ)】

  • 月謝:1万円
  • 親の関わり:大会の応援のみ
  • 本人のモチベーション:高
  • 親のストレス:ほぼゼロ

月謝だけを見れば5倍の差。でも「親の時間」と「本人の笑顔」を含めたトータルで考えると、今の方が圧倒的に豊かです。

年間12万円の月謝は、わが家にとって「未来への投資」であり、「家族の時間を買うコスト」でもあります。


自分で選んだことで、子どもが変わった

一番驚いたのは、私が仕事で送っていけない日でも、自分でちゃんと行くようになったことです。

スポ少のころは、練習に行くたびに「行きたくない」と渋ることもあった。

でも今は、誰に言われなくても準備して、自分で向かう。

自分で選んだ、というのはそれほど大きいんだと実感しました。

自分のペースで向き合える環境が、この子の性格に合っていたんだと思います。

私はもう、必要以上に口を出しません。

大会があれば応援に行き、頑張る姿を見る。それだけで十分です。


習い事で得てほしいもの

一人で習い事に集中して取り組む子どものイラスト

技術以上に、

・誰かを応援すること
・自分も応援されていると知ること
・支えてくれる人への感謝

それを学べたら十分。


まとめ:家計管理は「削ること」ではなく「意味のある支出を選ぶこと」

リビングで並んで微笑む母親と子どものイラスト

嫌々続ける習い事に払うお金は、いくら安くても高い。
自分で選んだ挑戦に払うお金は、金額以上の価値がある。

習い事を判断するとき、月謝だけで「高い・安い」を決めていませんか?

親の時間・本人のモチベーション・家族のストレス——これらも立派な「コスト」です。

家計管理は「削ること」ではなく、「意味のある支出を選ぶこと」。

これからもわが家は、「本人のやりたい」を羅針盤に教育費マラソンを走ります。

子どもだけじゃない。大人も同じ。私もいつか書道やブラスバンドをもう一度やりたい。

習い事は、誰かの期待に応えるためではなく、自分の「好き」を育てるもの。


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※この記事は2026年3月現在の情報をもとに書いています。習い事の費用は種目・地域・団体によって異なります。

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