【結論】イオン銀行の仮審査には落ちた。でも、ローンの金利は下がった。
世の中には「借り換え成功体験記」があふれていますが、わが家のケースは少し特殊です。
結論から言うと、借り換え先の銀行の審査には「落ちました」。
普通なら「あぁ、ダメだったか……」で終わる話。
でも、結果的にわが家の住宅ローン金利は下がったんです。
「動いてみるもんだな」と痛感した、ちょっとラッキーで、でも戦略的な「結果オーライ」の舞台裏をお話しします。
きっかけは「うちの金利、もしかして高い?」という素朴な疑問
家を建てた当初、住宅ローンは工務店から指定された地元の銀行で組みました。当時は「そういうものだ」と思い込み、特に疑問も持たず、毎月決められた額を淡々と払い続けていたんです。
でもある日、ふと思いました。
「今の金利の相場って、どれくらいなんやろ? うちの条件って、もしかして損してない?」
そこからネットで調べ始め、候補に挙がったのが「イオン銀行」への借り換えでした。いきなり乗り換える勇気はなかったけれど、まずは「今の自分の立ち位置」を知るために、現状把握からスタートすることにしました。
「比較している」と伝えただけで、空気が変わった
現状を知るために、今借りている地元の銀行へ情報開示(残高や現在の条件の確認)をお願いしに行きました。すると、窓口の担当者からストレートに聞かれたんです。
「……もしかして、他行への借り換えをご検討されていますか?」
変に隠しても仕方がないので、正直に答えました。
「はい、検討しています。イオン銀行さんだと、これくらいの低金利で提案をいただいているようですので」
すると、銀行側の対応がガラリと変わりました。
「……少々お待ちください。当行でも、お客様のために『特別金利』で対応できないか確認してまいります」
交渉なしで勝ち取った「金利引き下げ」の再契約
驚きました。特に強く「下げてくれ!」と交渉したわけではありません。
ただ「他と比較している」という事実を伝えただけ。
それだけで、「10年固定」の条件はそのままに、金利だけを1.1%へ引き下げる再契約の提案が出てきたのです。そこから再び、有利な条件で10年固定のローンがリスタートすることになりました(2022年〜2032年)。
住宅ローンの金利は、わずか0.1%の差でも10年・20年の返済期間を通じると数十万円規模の差が出ます。今回の引き下げ幅を考えると、10年間の固定期間中の利息軽減効果は確実にわが家の返済総額を押し下げることになりました。
銀行にとって、優良な顧客に他行へ逃げられるのは大きな痛手。だからこそ「引き止め」のためのカードを切ってくれたのです。
実は「落ちていた」という最高のオチ
さて、ここからが笑い話です。実はその裏で並行して進めていた「イオン銀行」の仮審査。
結果は……なんと「落ちて」いました(笑)。
おそらく当時のわが家の属性や条件が、ネット銀行の厳しい基準には届かなかったのでしょう。でも、その結果を元の銀行にわざわざ報告する義務はありません。
「他行を検討している」というアクションを起こした。
その結果、金利が下がった。
最終的に借り換えはしていないけれど、目的は達成された。
これぞ、究極の「結果オーライ」です。
学んだこと:住宅ローンは「言いなり」で払うものではない
この経験で、私は確信しました。住宅ローンは、一度契約したら最後、言われた通りに払い続けるだけのものではないということです。
特にローンの残高が大きいうちは、わずか0.1%の金利差でも、総返済額に何十万、何百万円という差が出ます。
「もっと早く動いていれば」という後悔はありますが、あの時動いた自分を褒めてあげたいです。
「他と比較している姿勢を見せる」 これだけでも、銀行との関係性は変わります。
わが家の最強タッグ:調べる妻と、動く夫
ちなみに、この作戦が成功したのは夫婦の役割分担があったからです。
私(妻): ネットで徹底的に「今の相場」を調べる慎重派。
夫: 銀行の窓口へ平気な顔で行ける、行動派の「動く係」。
私は一人では怖くて窓口に行けなかったし、夫一人では「金利の相場」を把握できなかったはず。「二人なら動ける」 家計管理のマラソンは、夫婦の連携プレーで乗り切るものだということも、この時に学びました。
まとめ:動かなければ、1円も変わらなかった
あの時、仮審査に落ちたのは今では良いネタです。でも、もし「どうせ無理だろう」と動かなければ、わが家は今も高い金利を払い続けていたでしょう。
住宅ローンは、自分から情報を取りに行き、動いた人から得をする仕組みです。
もし「うちの金利、高いかも?」と少しでも思うなら、まずは現状を把握することから始めてみませんか?
【住宅ローン交渉のポイントまとめ】
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① まず他行の金利を調べる(ネットで十分)
② 今の銀行に「他行を検討している」と正直に伝える
③ 特別金利対応を打診してもらう
④ 借り換え審査が通らなくても、交渉だけで金利が下がることがある
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※この記事は2026年3月現在の体験をもとに作成しています。住宅ローンの条件交渉の可否は金融機関・状況によって異なります。


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