ロボット掃除機を買って、1か月が経ちました。
前回、ロボット掃除機を初導入!ECOVACS DEEBOT T50 OMNIを1週間使って一番変わったことという記事を書いたとき、私はこう書いていました。
「お手入れのしやすさ」「消耗品の交換頻度」「長く使い続けたときの満足度」。このあたりは1か月使ってから、改めて書きます、と。
この記事では、そのうち長く使ったときの満足度を回収します。お手入れと消耗品については書きたいことが多くなりすぎたので、別の記事に分けました。
先に結論から書くと、1か月使って一番わかったのは「モップの自動洗浄は、過信しないほうがいい」ということでした。買う前の私が、一番期待していた機能です。
いいことばかり書くレビューにはしません。1か月使って分かった「ここは無理だな」も、そのまま書きます。
1か月使った満足度は、10点満点で7点です
正直に点数をつけると、7点です。
10点にならなかった理由は2つ。あとで書く掃除の仕上がりで「ここは任せられない」と分かった部分があることと、思っていたよりお手入れの手間が残ったことです。
ただし、「もっと早く買えばよかった」という気持ちは1週間のときから1ミリも変わっていません。ここは1か月経っても同じでした。
7点というのは「不満がある」という意味ではなく、「完璧ではないと分かったうえで、それでも手放したくない」という点数です。
使い方も、だいたい前回のままです。
- 毎日:掃き掃除
- 月曜日・木曜日:掃き掃除+水拭き
ただ現実は、そのとおりにいかない日もありました。子どもが帰省していたり、朝から晩まで外出していたりする日は、そもそも運転しません。この「使わない日がある」というのも、1か月使ってみて分かった等身大の姿です。
一番の誤算は、モップの自動洗浄でした

ここが、1か月使って一番書きたかったところです。
DEEBOT T50 OMNIは、水拭きが終わるとステーションに戻って、モップを自動で洗って乾かしてくれます。私がこの機種を選んだ一番の理由がここでした。「掃除のあとの手間まで消える」と思っていたからです。
ところが1か月使ううちに、雑巾のような、あの不快なにおいが出てきました。
自動で洗って、自動で乾かしているのに、です。
解決方法はとてもアナログで、水拭きのあとに自分でモップを洗うことでした。それでにおいは完全になくなりました。
「自動洗浄付きを選んだのに、結局自分で洗うの?」と思いますよね。私もそう思いました。
でも、実際にやってみると納得もしています。自動洗浄は「毎回の汚れをその場でリセットしてくれる機能」であって、「一度も自分で洗わなくていい機能」ではなかった、ということです。使い捨ての雑巾ではないので、当たり前といえば当たり前でした。
そしてこれは、買う前の私には想像できなかったことでした。カタログにも口コミにも、においの話は出てきません。今から買う人には、ここだけは先に知っておいてほしいと思います。
具体的にどう洗っているか、汚水タンクをどのくらいの頻度で捨てているかといったお手入れの中身は、[ロボット掃除機のお手入れ編(※準備中)]にまとめます。
ロボット掃除機が得意なもの・苦手なもの
1か月使って、はっきり線引きができました。
得意なのは、ホコリと髪の毛です。ここは本当に助かっています。毎日走らせているので、床にホコリが溜まっている状態そのものが無くなりました。
一方で、苦手なものもあります。
まず、水拭きのあとに長い髪の毛が残っていることが、たまにあります。毎回ではありません。でもゼロでもない。「完璧に取れる」と思って買うと、ここで裏切られます。
そしてもうひとつが、ごはん粒です。
正直に書くと、ごはん粒を残したまま走らせたことは一度もありません。つぶれて広がりそうだと分かっているので、見つけたら先に自分で拾ってしまうからです。試したことがないので「取れない」とは言いません。でも、私は最初から任せていません。
ここが「掃除機の代わり」ではなく「掃除機と役割が違う家電」だと感じる部分です。
ちなみに私はもともと、ほうき派でした。掃除機だと部屋の角のゴミが取れないからです。その私から見ても、ロボット掃除機の掃き掃除は合格点でした。
家族の反応もひとつだけ。水拭きをした日は「きれいになったね」と言われました。掃き掃除だけの日には言われません。人の目に見えて変わるのは、やっぱり水拭きのようです。
「床に物を置かない」習慣は、1か月経っても続いています

前回の記事で一番書きたかったのが、この変化でした。
1か月経った今も続いています。理由は、われながら単純です。
「どうせなら、たくさん掃除してほしいから」
床に物があると、その分だけ掃除されない場所ができます。それがもったいない。ただそれだけの理由で、片付けが続いています。
具体的に置かなくなったのは、バッグやカバンです。以前は帰ってきてそのまま床に置いていました。今は置きません。
正直に言うと、運転前に片付けるのは今でも面倒です。習慣になったから苦じゃない、みたいなキレイな話にはなりませんでした。面倒だけど、やるしかない(笑)。
でも、その「やるしかない」が毎日発動するのが、この家電の一番の効果なのだと思います。
家の中の物は、まだまだ減らしたいと思っています。この「要る・要らない」を考える感覚は、安物買いの銭失いを卒業。私が「出口戦略」を買い物ルールにした理由で書いた考え方とつながっています。
生まれた時間で、私はアニメを見ています

「時短家電で生まれた時間で、何をしていますか?」
こう聞かれたら、立派なことを答えたくなります。ブログとか、副業とか、家族との時間とか。
でも正直に書きます。アニメを見ています。
ダラダラ過ごすことも、めちゃくちゃあります。それでも、人生が充実していると思っています。
もちろん、前回書いた効果も1か月経った今も続いています。仕事が休みの日に、普段は後回しにしている場所の掃除に手が回るようになりました。毎日の床掃除に体力を使わなくなったぶん、そちらに回せます。
生まれた時間を必ず生産的に使わなければいけない、という決まりはありません。休むために使ってもいい。それも4万円で買った価値のひとつだと、私は思っています。
意外だった発見:2階でも使えました
これは1か月使って初めて分かった、うれしい誤算です。
わが家は1階だけで使う前提で買いました。でも実際には、2階でも問題なく使えています。
やり方はこうです。
- ステーションごと2階に持っていく
- 最初の1回だけ、2階をマッピングさせる
- 本体が2階のマップを記憶してくれる
- 次からはアプリでマップを切り替えるだけで動く
つまり、2階用のマッピングは初回だけです。あとはステーションを運んで、アプリで切り替えれば起動します。
ステーションを持って上がる手間はあるので「気軽に毎日」とはいきません。でも「1台で1フロアだけ」だと思っていたので、これは想定以上でした。
それでも、もう一度39,800円で買いますか?
購入を迷っている人が一番知りたいのは、ここだと思います。
答えは「買います」です。
もし今、手元に4万円があって、ロボット掃除機を持っていないなら、私はまたこれを買います。1か月使って不満も分かったうえで、それでも同じ判断をします。
4万円は、節約を意識している我が家にとって安い買い物ではありません。でも「節約には限界があるよね」と夫に言われた話でも書いたとおり、削るだけが家計管理ではないと思っています。
そのうえで、向き・不向きははっきりしました。
おすすめできるのは、掃除をあまりしない人です。
意外に思われるかもしれません。でも、毎日きちんと床掃除をしている人にとっては「今やっていることの置き換え」にしかなりません。掃除が後回しになりがちな人ほど、床がきれいな状態に変わる幅が大きいんです。
逆におすすめできないのは、汚れを完璧に取りたい人です。
髪の毛がたまに残ること、ごはん粒のようなものは任せられないこと。ここが許せない人には、たぶん向きません。
ちなみに、わが家でこの掃除機を動かしているのは今のところ私だけです。家電を導入したら家族全員が使うようになる、という展開にはなりませんでした。ここも正直に書いておきます。
まとめ:ズボラでも最低限の床を維持できる家電

1か月使って、この家電を一言で表すなら、これでした。
「ズボラでも、最低限の床を維持できる家電」
完璧にはなりません。髪の毛は残ることがあるし、ごはん粒は自分で拾うし、モップは結局自分で洗います。
でも、床が「最低限きれいな状態」から下に落ちなくなりました。掃除をサボった日でも、床だけは保たれている。これがズボラな私にとっては大きな価値でした。
ロボット掃除機に対する考え方そのものは、1か月経っても変わっていません。掃除をしなくていい家電ではなく、掃除の質と、暮らしの整え方を変えてくれる家電です。
これから買う人に、1か月使った私から伝えたいことがひとつだけあります。
買う前に、お手入れの中身まで見ておいてください。
自動洗浄・自動乾燥と書いてあっても、自分でやることはゼロにはなりません。そこを知ったうえで買えば、私のように「聞いてないよ」とはなりません。
実際に私が1か月やっているお手入れの中身と、買っておいた消耗品については、[ロボット掃除機のお手入れ編(※準備中)]にまとめます。

※本記事の情報は2026年8月現在のものです。



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