住宅ローン編③住宅ローンの繰り上げ返済を「やめた」理由|感情を捨てて戦略を選んだ日

家計管理

【結論】1円でも早く返したい「焦り」を捨てた。団信は最強の保険だった。

かつての私は、住宅ローンの残高を見るたびに、胸の奥がザワザワしていました。

「1,000万円以上の借金があるなんて、恐ろしい……」

「1円でもいいから早く返して、一刻も早くスッキリしたい!」

そんな「借金嫌い」の感情に突き動かされ、実際に2回ほど「期間短縮」の繰り上げ返済をしたこともあります。

でも今の私は、あえて「繰り上げ返済をしない」という選択をしています。

家計管理が一番進化した、あの日の気づき。

「感情」と「戦略」の間で揺れ動く、わが家のリアルな選択をお話しします。


わが家のローンの現状

【住宅ローンの現在地(2026年3月)】
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借入時期:18年前
借入額:約2,500万円・35年
月々の返済額:約83,000円
現在の残債:1,000万円を切ったあたり
残り期間:約10年
固定金利終了:2032年
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35年ローンでスタートしましたが、2回の繰り上げ返済で、トータル7年短縮できました。

客観的に見れば、順調そのもの。完済のゴールはぐっと近づきました。

でも、それでも私の心から「借金があることへの怖さ」が消えることはありませんでした。


衝撃の気づき:「団信」は世界一コスパの良い生命保険

そんな時、改めて学び直したのが、住宅ローンに付帯している「団体信用生命保険(団信)」の存在でした。

団信とは、ローン契約者に万が一のことがあった際、住宅ローンの残高がゼロになる保険です。

「これ、純粋にめちゃくちゃ手厚い保険代わりになるじゃない」

そう気づいた瞬間、視界が開けました。

今まで「一刻も早く消すべき敵」だと思っていた住宅ローンが、万が一のときに家族に家を残してくれる「保障」としての顔を見せたのです。

これを機に、今入っている他の生命保険の保障内容も見直すべきではないか、と考えるようになりました。


「返すべきか、持っておくべきか」一生続くかもしれない葛藤

「団信は保険になる」と頭では理解しました。

それでも、正直に言います。

「借金を返すのが先か、手元に残すのが先か」は、今でもずっと葛藤しています。

月83,000円の返済は決して小さくない。でも、今の教育費マラソンの真っ只中で、ここを削って繰り上げ返済に回す余裕はありません。

通帳の数字が増えていく安心感と、ローン残高というマイナスの数字を見る恐怖。

この二つの間で、私の心は常に揺れ動いています。

おそらくこの葛藤は、完済するその日まで、ずっと続いていくのだと思います。

それでも、今の私は「あえて返さない」という戦略を選び続けています。


「もし、無理に繰り上げ返済を続けていたら」

もし私が、感情に任せて無理な繰り上げ返済を続けていたらどうなっていたか。

今の「教育費マラソン」の真っ只中で、きっとパニックになっていたはずです。

ある程度の貯金(現金)がない生活には、私は耐えられません。

今の低金利な住宅ローンをあえてゆっくり返すことで、手元に現金を残す選択をしています。

月83,000円の返済を払いながら、教育費も積みながら、手元現金も死守する。

それが今のわが家の「守りの戦略」です。


まとめ:完済のスッキリ感より、今そこにある安心を

完済した時の「あぁ、スッキリした!」という解放感は、きっと素晴らしいものでしょう。

でも、その一瞬の解放感のために、今この瞬間の「現金の守り」を崩すわけにはいきません。

「怖い」という感情を抱えながらも、論理的な「戦略」を優先する。

揺れ動き、葛藤しながらも、家族の未来のためにベストな配分を探し続ける。

それこそが、家計管理の本当の姿なのだと、今の私は思っています。


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※この記事は2026年3月現在の情報をもとに作成しています。住宅ローンの条件・戦略は家計状況によって大きく異なります。金融機関への相談もあわせてご検討ください。


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