【結論】重なっていない=楽、ではない。月3.6万円が、静かに家計を削り続けている
世間では「3人いても入学が重ならなくて良かったね」と言われます。
確かに、一度に数百万円が飛んでいく“同時入学”に比べればマシなのかもしれません。
でも当事者として言わせてください。
重なっていない=楽、ではありません。
一気に来る地獄か。
ジワジワ続く地獄か。
わが家は完全に後者。終わりの見えない「教育費マラソン」を走っています。
ドカンと一発より、ボディブローの連打の方がじわじわ効いてくる。これ、経験した人にしか分からない感覚です。
3人分、今いくらかかっているのか

まずは現状の数字を正直に出します。
■ 大学生(上の子)
親からの毎月の直接支出:ほぼ0円
奨学金とアルバイト収入で、本人が自活しています。
ただし「0円」に見えているだけで、入学時には90万円を立て替え、
学資保険200万円をすでに投入済み。今も重たい負債として続いています。
→詳しくはこちら:大学無償化でも”入学前に90万円”必要だった話
■ 高校生(真ん中)
月々の実費:約15,00円
・教材費:7,000円
・校納金:8,000円
授業料は無償化対象なので0円ですが、この”+α”が止まりません。
検定費は教材費の中から充当されるルールで、3月には余り分約9,000円が返金されることも。
でもそれはあくまで「戻ってくる分」。毎月の現金は確実に出ていきます。
→詳しくはこちら:高校授業料無償化でも安心できない?扶養を抜けない理由
■ 小学生(下の子)
月々の実費:8,000〜10,000円
・習い事の月謝:8,000円
・大会参加費:1,000〜2,000円(毎月ではないが、シーズン中は続く)
「小学生だからまだ安い」と思われがちですが、
見えている中学準備がすでに頭の片隅にある。
制服・体操服・カバン……3人目でもお下がりで済まないものは多いです。
→詳しくはこちら:中学入学準備の総額を出してみた|公立中学でも「9万円」
毎月、いくら消えているのか
3人の教育費と、将来に備えた学資保険をまとめると、こうなります。
大学生の月の教育費 0円(学資・奨学金は別枠で管理)
高校生の月の教育費 15,000円
小学生の月の教育費 8,000〜10,000円
学資保険(積立) 13,000円
──────────────────
合計 約36,000〜38,000円/月
これに加えて、月4万円の貯金を死守しています。
つまり、教育費と貯金だけで月に7〜8万円は確実に動いている。
この数字が、毎月淡々と積み上がっていきます。
一番きついのは「一息つけない」こと

このマラソンの本当のしんどさは、「今年で一区切り」がないことです。
上の子の入学手続きが終わったと思えば、
すぐに真ん中の教材費の引き落とし、下の子の大会参加費。
支払いはイベントではなく、もはや”状態”です。
来年もある。再来年もある。
終わりが見えないからこそ、精神的な持久力が削られていきます。
しかも、3月に教材費の返金があっても「ラッキー!」と喜べない。
「これ、次の出費の足しになるな」と計算している自分がいます。
これが、3人育ての家計のリアルです。
わが家のメリハリ戦略:我慢ゼロではないけど、全部我慢もしない

教育費は削れない聖域。でも親がボロボロになるのも違う。
だからわが家は「無駄は削る、でも楽しみはゼロにしない」というラインを守っています。
削っているもの
・固定電話・テレビ・使っていないサブスクは解約済み
・スマホはシェアプランで家族合計9,000円前後に抑えている
・高い服は買わない(体型維持は意識しているけれど)
→詳しくはこちら:固定費の効果的な節約術|我慢ゼロで月数万円を生み出す
死守しているもの
・月4万円の貯金枠は何があっても崩さない
・家族旅行は比較検討を徹底して「行く」を選ぶ
・食費は自炊で抑えるが、食卓の豊かさは落とさない
教育費に流されないよう、”全部我慢”ではなく”配分で戦う”。
これが今のわが家のやり方です。
まとめ:楽じゃない。長い。でも数字で把握してから走る

入学が重ならなくても、キツいものはキツい。
一気に来る家庭もあれば、延々と続く家庭もある。どちらが大変か比べる意味はありません。
でも、「キツい」と感じているだけでなく、数字にしてみて初めて分かることがあります。
月3.6万円。年間で43万円以上。それが3人同時進行で動いている現実。
この数字を把握してから走るのと、感覚だけで走るのでは、消耗の仕方が全然違います。
今日も振込用紙を手に、またひとつ支払いを済ませる。
景色を楽しむ余裕は少なくても、歩みは止めない。
これが、3人育児の家計のリアルです。
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