「副業で収入を増やしたい」と思ったとき、多くの人がアルバイトや、フリーランス案件を思い浮かべるのではないでしょうか。
でも私は、食費の節約=自炊こそが最強の副業だと本気で思っています。
我が家は以前、5人家族で食費が月7〜8万円かかっていました。それが今は4人家族で月4〜5万円。月に約3万円、年間36万円の削減に成功しています。
この削減額は、副業で3万円稼ぐより実は価値が高いのです。その理由を、スーパー店員の目線も交えながら詳しく書いていきます。
自炊が「非課税の副業」になる理由
パートや副業で月3万円稼いだとしても、所得税・住民税がかかります。手取りになると、実際に使えるお金は2万6,000〜2万8,000円程度になることも。
でも食費を月3万円減らしても、税金は一切かかりません。削減した3万円がそのまま家計に残ります。
私は1日4時間勤務のパートです。その時間を使って料理をすることで支出を減らす。手取りベースで考えると、節約の方がずっと効率的です。
支出を減らすことは、立派な収入。しかも非課税。
これが「自炊は最強の副業」という考え方の根拠です。
食費が下がった理由①|加工品より「素材」を買う

食費を減らすためにまず変えたのは、買うものの種類です。
外食・総菜・加工品を減らして、肉・魚・野菜・豆腐・卵などの素材を中心に買うようにしました。
素材は加工品より単価が安い上に、何品にも使い回せます。豚こま肉1パックで、炒め物にも汁物にも丼にもなる。加工品はそうはいきません。
「料理の手間が増える」と思う方もいるかもしれませんが、慣れてしまえば大した手間ではありません。毎日凝った料理をする必要はなく、素材を買って家で食べる、それだけで食費は確実に変わります。
食費が下がった理由②|「生産者に近い場所」で買う
スーパーで10年以上働いていて気づいたことがあります。価格は生産者からの距離で決まるという事実です。
流通の間に業者が入れば入るほど、コストが積み上がり価格は上がります。逆に言えば、生産者に近い場所で買えば、同じものでも安く手に入ることが多い。
我が家が実際に活用している購入先はこちらです。
- 親族・知人ルート(お米はこのルートから。最安です)
- 産直市・直売所(地元の農家から直接買えるため新鮮で安い)
- 路上販売(これが実は最強。農家さんが畑の前で売っていることも)
- 個人商店(大手スーパーより狙い目なことが多い)
- 業務スーパー(まとめ買いに向いている。単価が格段に安い)
「大きいスーパーが一番安い」は必ずしも正しくありません。産直コーナーや地域の直売所を使うと、鮮度も価格も満足できることが多いです。
ジムを始めてから、食の「メリハリ」が生まれた

昨年ジムに通い始めてから、食費の使い方にも変化が出てきました。
日常的にお菓子を買うことがほとんどなくなり、その代わりに旬の果物を買うようになりました。果物は決して最安ではありませんが、満足感が高く、体にも良い。
「毎日食べるもの」と「たまに楽しむもの」のメリハリができると、無駄な支出は自然と減っていきます。たまにいただきもののお菓子を食べると、以前よりずっと美味しく感じるのも変化のひとつです。
続けるコツは「完璧にしないこと」
自炊を長く続けるためのコツは、完璧を目指さないことです。
- カレールウや冷凍餃子など、便利なものは普通に使います
- 作り置きが続く日もあれば、まったくできない日もあります
- 同じ料理が何日か続いても、我が家の夫は何も言いません(本当に助かっています)
「毎日手の込んだ料理を作らなければ」と思った瞬間、自炊は義務になってしまいます。素材を買って、家で食べる。それだけでいい。
継続できることが、節約においては何より大切です。
レシピは「手書き」で残すと資産になる

私は凝った料理を作るわけではありませんが、一度作って家族に好評だったものは手書きでレシピを残すようにしています。
スマホでレシピを見るのは便利ですが、料理中に画面が消えたり、手が汚れていたりすると地味にストレスがかかります。
手書きのレシピ帳は、開けばすぐ作れる「自分専用の資産」。続けるほど中身が充実して、自炊がどんどん楽になります。
食費削減は「固定費の見直し」と組み合わせるとさらに効果的
食費は変動費の中でも、日々の行動が直結する項目です。でも節約効果を最大化したいなら、固定費の見直しも同時に行うのがおすすめです。
食費で月3万円削減、固定費で月2万円削減できれば、年間60万円の差になります。
家計全体をざっくり把握することから始めたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ|自炊は一生使える「お金を生むスキル」

| 以前 | 現在 | |
|---|---|---|
| 家族構成 | 5人 | 4人 |
| 食費 | 月7〜8万円 | 月4〜5万円 |
| 年間削減額 | — | 約36万円 |
自炊にはお金以外のメリットもあります。
- 加工品を減らした分、素材の味がわかるようになる
- 家族の健康に直結する
- 節約しながら、食卓が豊かになる
支出を減らすことは、立派な収入です。しかも自炊は、美味しくて健康にも良い。
税金がかからず、スキルとして一生使える。最強の副業は、キッチンにあります。
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